私にとっての至福とは香りが日常生活の中に充実していることで、それが感情のコントロールに直結し、役立っています。 アロマや一連の香りにまつわるアイテムは自宅の各部屋、お手洗い、パウダールーム、車中、職場の自室、バッグにと必ず好みの香りを焚いたり持ち運んでいます。 国内外問わずホテルや出先でオリジナルのものや地産地消、おすすめのものなど探してしまう程です。 それをするのはただ好きだからです。 自分の好きな事や物事があれば多少、気持ちがざわつく事があっても自分で自分の機嫌を取ることができるものです。 正しい言い方ではないかもしれませんが、周りに理解されなくても直感で好き！と言えるものがあれば平和でいられるのではないでしょうか。 こちらは私が行く先々で常宿にしているリッツカールトンの1つ、沖縄の香りです。 開業10周年を記念して作られた香りは四方を海に囲まれた環境に合うようにフレッシュでスパイシーさが際立ちます。 島に生る柑橘系フルーツをイメージした香りをメインにジュニパーベリーやシダーウッドなど、そしてベースにはホワイトモスやインセンスなどの魅惑的な香りもブレンドされており、館内は南国らしい柔らかい穏やかな香りです。 日々の喧騒から離れて過ごす至福のリゾートタイムが沖縄の風や音、景色と溶けるように交わりあい更なる余韻が引き立ちます。 また、キャンドルと合わせて展開されていますが調香がそれぞれ異なるのも面白い試みです。 嗅覚は五感の中で最も強く感情に訴えると言われ、印象に残る香りは記憶にも残るものです。 そのためエントランスに入った瞬間から利用客は好みをインプットされ、その後のホテルへの評価の判断軸が大きく左右されるのです。 そのため今はあらゆるホテルが香りの演出を採り入れているのです。 生活必需品ではなく、嗜好品ではありますが忙しない日常の中で、自分の機嫌をどう取るかは現代人にこそ必要なものではないでしょうか。 是非、心地よい空間で心地よい香りをご堪能頂きたいです。 自宅保管です。 箱に多少の傷や凹みがあります。 その辺を気にされない方にご興味をお持ち頂けると嬉しいです。 お値下げはご遠慮下さい。